ジルベスタおばさんの魔法の杖 魔法の不思議雑貨
**魔法の不思議雑貨**鉱物の森シリーズ**
Atelier SEIでは、「鉱物の森」という古木と水晶が混然一体となった、この世ならざる領域にある不思議な架空世界を舞台にした魔法の不思議雑貨の「鉱物の森」シリーズを制作しています。
この鉱物の森は、妖精や精霊、不思議な生き物やキノコたちが棲息している、魔法の力が存在する世界です。
魔法の不思議雑貨の「鉱物の森」を舞台にした妖精のドアやリースなどの作品は、それぞれに小さな物語を持っていて、互いにリンクした関係性で繋がっています。
*****魔法の不思議雑貨の物語*****
「ジルベスタおばさんの魔法の杖」
鉱物の森に棲むジルベスタおばさん。
彼女は年老いたハリネズミで
ちいさな 斜めに傾(かし)いだ不思議な家に住んでいます。
いつから年寄りなのか 誰も知りませんが
この周辺の妖精たちが知る限り
かれこれ数百年は お年寄りのままです。
いたずら好きの妖精たちは
ジルベスタおばさんが大好き。
お家の用事を手伝うと 素敵な御褒美がもらえるから。
水汲みや 薪ひろいを手伝うと
ちいさな魔法の杖を創ってくれるのです。
なので 妖精たちは こぞってジルベスタおばさんのお家に行って
今日は何か手伝う事はないかと
おばさんの周りを跳ねまわります。
でも 妖精は その杖を人間のいたずらに使って遊ぶので
ジルベスタおばさんは いたずらに杖を3回使うと
光の粉になって消えてしまう様に創ります。
そんな訳で 杖はあっという間に消えてしまいます。
そして妖精たちは また ジルベスタおばさんのお家にお手伝いにいくのです。
ジルベスタおばさんの思うツボ なのかもしれませんね。
貴方の手元に来たその魔法の杖
誰かのいたずらに使っちゃうと
光の粉になって 消えてしまうかもしれませんよ。
お気をつけて。
*****Atelier SEI*****
0コメント