「界の輪」№2〜4 鉱物の森のリース

**魔法の不思議雑貨** 鉱物の森シリーズ** 


Atelier SEIでは、「鉱物の森」という古木と水晶が混然一体となった、この世ならざる領域にある不思議な架空世界を舞台にした魔法の不思議雑貨の「鉱物の森」シリーズを制作しています。


この鉱物の森は、妖精や精霊、不思議な生き物やキノコたちが棲息している、魔法の力が存在する世界です。 


魔法の不思議雑貨の「鉱物の森」を舞台にした妖精のドアやリースなどの作品は、それぞれに小さな物語を持っていて、互いにリンクした関係性で繋がっています。


No.2


*******魔法の不思議雑貨の物語******** 


 「界の輪」


バルブスマーノス(小さな手)という名の 

アナグマの姿をしたお爺さんが不思議な鉱物の森に棲んでいます。 

バルブスマーノス爺さんは 丸い小さな鼻眼鏡をかけ 

いつもご機嫌にモノ創りの手仕事をこなす職人です。 

 

そんなお爺さんが創る魔法のリース。 

リースの素材たちは 鉱物の森から調達しますが 

森のキノコや水晶たちは バルブスマーノス爺さんに 

 「私を使って」と囁きます。

 

なぜなら バルブスマーノス爺さんが創るリースは【界の輪】と呼ばれ  

完結した円の中には清浄な気が満ち 

たくさんの次元にわたる異界のポータルともなるのです。 

 

楽しい事とうわさ話が大好きな鉱物の森の存在達ですが

水晶やキノコたちのように 地から動けぬ者たちには 

この森の世界しかありません。 

でも界の輪の中では 

鉱物の森以外の世界を知ることが出来るという訳です。 

 

バルブスマーノス爺さんが創った【界の輪】は今もたくさんあって 

もしかしたら 人間の世界にうっかり紛れ込んでしまってることも。 

キノコと水晶の不思議なリース。

もし手に入れることが出来たら そっと耳をそばだててみてください。

楽し気なうわさ話に夢中な声が聞こえてくるかもしれませんよ。 


 ********Atelier SEI********


No.3
No.4

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